さえちゃ(satomi)です。
喉元過ぎれば熱さを忘れるとはよく言ったもので、
あんなにアワアワしていた認定講師資格試験も、
終わって無事に仮合格をいただいてしまうと、
「そうだねー。そんなこともあったねー。」
的な気分になってしまうわけですよ。
合否発表が早いっていうのも、
ちょっと問題ありかもしれませんね。
でも誰かの役に立つかもしれないし。
自分のための備忘録でもあるし。
ちゃんと書いておこう!
というわけで試験当日のお話。
お天気はちょうどいい感じ。
荷物が多いので検定試験の日が雨じゃないのは、
非常にありがたい話であります。
とはいえ、
前日の深夜までサロンで準備してたので、
なんと、睡眠時間は2時間程度。
テンション高いので眠くはありませんでしたが、
本当はもうちょっと余裕を持って準備しないとですね。
遅くまで何を準備していたかといえば、
まずはネイルスクールで、
本番モデル藍さんの爪の仕込み。
チップも仕込んで、ポリッシュの濃度も確認して。
まぁ、でもね、
藍さんリペアなしなのでラクな方だったんですけどね。
ありがたいことこの上ないですっ!
それでもサロンに戻ったら24時くらい。
そこからテーブルセッティングの最終確認して、
パウダーを新しいのに詰め替えて、
詰め替えたパウダーが正常か確認して、
各容器の蓋が開くか確認して、
名前シールちゃんと貼り直して、
ファイルに1cmの印をつけて、
ファイルのダスト払って、
ファイル立ての中を綺麗にして、
仕込んだチップの予備を作って、
荷物をつめて・・・。
27時!
(深夜3時ってことですよー。)
それから家に帰って、
筆記の勉強しながら就寝。
睡眠学習であります。
あとは行きの電車の中で、
ようやく全ページの暗記完了です。
私は完全に顕著な短期記憶型なので、
ネイルの筆記勉強は常に前日&当日のみです。
おすすめしません。
正直、もう暗記した内容は忘れましたし。
万が一、抜き打ちで試されると危険なので、
勉強会の前にもう一度、目を通しておこう。
池袋で、本番モデルの藍さんと待ち合わせ。
街中にスーツ着た大荷物の女性が溢れてました。
もちろん私も例に漏れずです。
JNAの検定はすべて減点方式なので、
いかに目立たないか、というのも重要です。
やっぱり目立つと、見られちゃいますしね。
見られちゃうと、減点される機会が増えますしね。
認定講師資格試験は面接もあるため、
黒のパンツスーツで受験する人が多いので、
その格好が一番目立ちません。
実技試験中は上のジャケットは脱ぐので、
インナーもなるべく目立たない色がいいかもね。
私は黒シャツ+紺の半袖カーディガンにしましたよ。
ま、スーツのジャケットは、喪服だったんだけどね。
実は黒スーツ持ってないです。
勉強会までに買わなきゃ・・・。
出費がかさむわー。
受験票の番号が書いてある場所に着席。
あら右端ラッキー。
右手をよく動かすわけで、
右側に人がいないのはありがたいです。
気が散らないで済みますし。
テーブルセッティング。
前日に最終確認していたこともあって完璧。
ウェットステリライザーにはたっぷりエタノールを入れ、
各種容器の蓋が開くことを確認、
ポリッシュの濃度の最終確認。←ちょっと薄めました。
エタノール、ポリッシュリムーバーが出るかも確認。
珍しくウッドスティックにコットンまで巻いてみたりして。
この時点ではあまり緊張はしていませんが、
なんか、私の左の方の緊張感が半端ないっ!!
見なくても伝わってくる緊張感。
ほら、緊張って伝染するじゃないですか。
危険だわーと思いつつ、でもmyモデルが、
ホント付き合いの長い藍さんなので、
そういうの、救われますね。
心強いわー。
前髪もきっちりピンで留めて、
全身で清潔感をアピール。
定刻。
館内放送でオリエンテーション。
どこかの電車で人身事故による遅延があったらしく、
オリエンテーションの終了までに準備できれば、
受験は可能とのこと。
いやいや、もし当日に遅延とかくらったら焦るわー。
もちろん、藍さんとはかなり早めに待ち合わせてましたが、
それでも遅延とかあったら精神的にやられちゃうよね。
ホント近くのホテルに前泊っていうのもありかもね。
とか考えてるうちに、あっさり試験開始!
模擬試験のときは手順があやふやだったケアですが、
それ以降ちゃんとイメトレしたから大丈夫ですよー。
とにかくケアに関しては、
「減点されないこと!」
これに尽きます。
ファイルの往復がけNG。
メタルプッシャーの角度。
ニッパーのハンドリング。
しっかりガーゼクリーン。
姿勢が不恰好になってないか。
とにかく優雅に。
とにかくプロっぽく。
減点項目は一切やらない。
・・・とかいって、
手指消毒で使ったエタノールのメンダの蓋、
途中まで開きっぱなしだったんですけどね、私。
さりげなく閉めたけど。
やっぱり緊張はしてたみたい。
あと、右手中指の爪の表面(右のコーナーあたり)、
ちょっとニッパーでひっかけて傷を作っちゃいました。
カラーリングには影響しなかったけど、爪に申し訳ない。
一瞬、スポンジバッファをかけようか迷いましたが、
不審な動きをして、チェックされるのも怖いのでやめときました。
それ以外は大丈夫だったはず。
しつこいくらいラウンドの形を確認して。
バリが出ていないことを確認して。
角が残っていないことも確認して。
インターバル。
すぐに右手のカラーリング。
いやー・・・焦った。
ベースカラー塗るのめっちゃ時間かかった。
なんでしょうね、やっぱり緊張してたかな?
もともとベースカラーが苦手っていうのもありますが。
フレンチラインはそこまでトラブルなし。
藍さんには、がっつり練習付き合ってもらいましたし。
藍さんの爪(右手限定)だったら綺麗にフレンチ塗れるよ、
という自信が大事だと思いました。
あれ、自信がなかったら、
空気に呑まれて、やられてたかもしれない。
それでもベースカラーに時間をとられたせいで、
配分が狂ってギリギリの完成。
コットン巻いたウッドスティック、
事前に作っててよかったです。
前にも載せたけど、こちら本番の写真。
うん、爪の綺麗さに、かなり救われますわ。
なんだかんだいって、
やっぱりケアカラーはもともとの爪の影響が大きいですよね。
モデル選び、ケアを中心に考えて藍さんにお願いしたのは、
間違ってなかったと思ってます。
後半に続く、はず。
・・・長いな。
+ 町田のプライベートネイルサロン「Raju」 +
http://nail-raju.com/